la Pavoni レバー式エスプレッソマシン
la Pavoni(ラ・パヴォーニ)について
パボーニ社は1905年イタリア・ミラノに創業。イタリアでそして世界で初めてエスプレッソマシンを製品化した歴史あるメーカー。以来100年余りの永きにわたりエスプレッソマシン一筋に歩んできた伝統ある企業であり”プロのこだわり”を大切に守っているスペシャリストでもあります。
la Pavoniを代表するマシンであり当店の販売モデルであるレバーマシンの「PROFESSIONAL」は1970年代に登場。発売から50年以上にわたりマイナーチェンジを経ながらも発売当時のデザインと基本構造は変わらず。機能美を追求したシンプルなデザインは時代を超えて愛されています。
Pavoniマシンは適切なメンテナンスを行えば大変耐久性が高く、何十年もご愛用されていることも珍しくありません。そのクラシカルで重厚なデザインは何年使用しても陳腐化する事なく使い込む程に一層愛着が増していきます。
「レバーマシン」La Pavoniの構造と特徴
la Pavoniは"レバー式"エスプレッソマシン。
抽出用のお湯とミルク用のスチームを兼用する圧力タンク（ボイラー）内にはヒーターが入っていてスイッチを入れるとタンク内はヒーターで熱せられ高温高圧の状態になります。
レバーを上げるとタンクのお湯がシリンダー内に引き込まれます。
次にレバーを押し下げると圧力タンクとシリンダー間は閉じられ、ピストンによりシリンダー内が加圧されてコーヒーが抽出されます。
レバーを押す力と押し下げるスピードで抽出圧力と抽出時間がコントロール出来ますので、自分の力加減で好みの抽出を楽しめます。
抽出温度については、タンク内のお湯は加圧されて100℃を超えていますがシリンダーに移動してくる際に少し温度が下がり抽出時点ではエスプレッソ抽出に理想的な90〜95℃前後での抽出となります。
※業務使用などで電源を入れたまま長時間稼働すると構造上ヘッドの温度が上がり抽出温度も高くなりすぎる場合があります。その場合卓上扇風機などでヘッドに風をあてると適正温度で抽出出来ます。
シンプルな構造ながら最新式の大型機にも劣らない美味しいコーヒーが抽出出来ることが多くのファンを魅了し続ける理由のひとつです。
また、マニュアル式の為一見操作が難しく手間がかかるという印象がありますが、基本的な操作はレバーを下げるだけなので初心者の方でも問題なくお使いいただけます。
さらに構造がシンプルなどの使用後の分解洗浄なども必要なく、一般的なエスプレッソマシンに比べても手間がかからず手軽に使用できます。
使用方法やメンテナンスにつきましてご不明な点などがございましたらお気軽に当店までお問い合わせください。
おすすめポイント
- コンパクトながら業務用大型機と遜色ないエスプレッソが抽出出来ます。
- 本格的スチームもついているのでこれ１台でさまざまなアレンジメニューが楽しめます。
- 流行に左右されない、永年愛用出来るデザインと耐久性。
- レバーで手動抽出なので蒸らし時間や抽出時間・抽出圧が自在にコントロール可能。
- 大容量ボイラーで安定したスチームできめ細かいミルクフォームが作れます。
- コンパクトで場所を取らないので置き場所に困りません。
- ポンプやモーターが無いので静音。夜間や集合住宅でも気にせず使用出来ます。
- 抽出もスチームも待機や中断無しで連続使用可能。
- 給水とボイラーを兼ねたタンクは完全密閉。さらに使用時には水の流路全体が高温高圧になるので衛生的。
- 構造がシンプルなので普段のお手入れが簡単。
- 密閉の加圧タンクなので毎日使う場合は水の入れ替えも不要。
- インテリアに映えるクラシカルで重厚感のある風合い。
- 豊富なオプションパーツでカスタマイズも楽しめます。
- マイコンを使用していないので発電機など不安定な環境でも稼働します。
Pavoniで注意いただく点
- 本体が高温（100℃以上）になりますので火傷にご注意ください。
- 電源を入れてから抽出できるまで10分程かかります。
- 連続抽出はエスプレッソ約16杯、スチーム併用で約10杯。途中の注水は出来ません。
- タンクの水が無くなった際、再抽出に５〜10分程待機する必要があります。
- 長時間稼働すると抽出温度が高くなりすぎる傾向があります。
※ミニ扇風機などで対策可能です。
la Pavoni ラインナップ
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